家族の住まいを急に考え始めると、有料老人ホームの種類や費用の仕組みがよく分からないまま迷いやすい。費用だけでなく、立地や面会のしやすさまで含めて見ていきたい場面ですよね。
伊丹市を中心に地域情報を発信するメディア『トコトコいたみ』のエリア担当ライター、ケイスケです。わたしは仕事帰りに駅まわりを通ることが多いので、まず「どこにあって、どう行くか」から気になります。この記事も、その順番で整理しています。
有料老人ホームの種類の違いから、費用の仕組み、見学で見ておきたいこと、伊丹市内の実際の施設紹介まで、順番に確認していきます。
有料老人ホームの種類で何が変わるか
まず押さえておきたいのは、「介護付き」と「住宅型」の二つが有料老人ホームの中心的な区分だということです。名前が似ているので、最初はどちらも同じに見えてしまいます。
一番の違いは、介護サービスがどこから提供されるかです。介護付きは施設内のスタッフが対応し、住宅型は外部の介護事業所と個別に契約して利用する仕組みになっています。
介護付きと住宅型の違いを整理する
二つの型は、介護サービスの体制と費用の組み立て方が大きく異なります。どちらが合うかは、現時点の介護度や今後の見通しによっても変わってきます。
| 項目 | 介護付き有料老人ホーム | 住宅型有料老人ホーム |
|---|---|---|
| 介護サービス | 施設スタッフが対応(24時間体制が多い) | 外部の介護事業所と個別契約 |
| 費用の組み立て | 介護費が月額に含まれることが多い | 利用した分だけ介護費が加算される |
| 向きやすい状態 | 要介護度が高めの方 | 自立度が高めの方 |
介護度が重くなったとき、住宅型では外部サービスの費用がかさんでくるケースもあります。入居前に「将来の状態が変わったときどうなるか」を施設に確認しておくと、後で慌てなくて済みます。
伊丹市内の施設を3つ紹介します
ここでは、伊丹市内で見学・問い合わせができる有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅を3つ紹介します。費用や空き状況は変わることがあるため、最新情報は各施設の公式窓口で確認してください。
- SOMPOケア そんぽの家 伊丹荒牧(介護付き有料老人ホーム)
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24時間介護スタッフが常駐。入居一時金0円・月額約18.7万円(税込)。定員56名、全室個室。伊丹市荒牧南4丁目6-1。JR「中山寺駅」より徒歩約20分。
- サンシティパレス塚口(介護付き有料老人ホーム)
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自立~要介護の幅広い入居相談が可能。入居一時金約2,790万円~、月額約19.3万円~。伊丹市車塚1-32-7。阪急「塚口」駅よりバス「車塚」下車徒歩1分。
- ローズパーク北摂(サービス付き高齢者向け住宅)
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安否確認・生活相談サービス付き。入居時費用(敷金)約40.8万円、月額約11.8万円~。伊丹市荒牧4-4-21。阪急「中山観音」駅より徒歩約15分。
費用の幅は施設ごとに大きく異なります。サンシティパレス塚口のように入居一時金が高めでも月額が安定している施設もあれば、そんぽの家伊丹荒牧のように一時金ゼロで月払いに集中できる施設もあります。家族の資金計画に合わせて比較する価値があります。
伊丹市での立地・通いやすさの見方
伊丹市は南北に細長く、JR伊丹駅・阪急伊丹駅まわりと、荒牧・北部エリアとでは生活の動きがかなり違います。施設の場所によって、家族が面会に来るときの移動時間も変わってくるところ。
わたしは通勤で幹線道路を通ることが多いので、施設が駅からどれくらいか、バス路線があるかは最初に確認したくなります。駐車場の有無も、車で来る家族がいるなら先に調べておくと動きやすいです。
費用の仕組みで迷いやすいところ
有料老人ホームの費用は、入居一時金と月額利用料の二本立てになっているところが多いです。伊丹市内の施設の月額相場は18万円前後の施設が中心ですが、施設によって幅があるため、必ず各施設の公式情報で確認が必要です。
住宅型の場合、月額に介護費が含まれていないため、介護サービスを使うほど月々の支払いが増えます。介護付きは介護費が定額に含まれることが多く、介護度が高い場合は費用が読みやすくなるケースもあります。
迷いやすいのが、入居一時金を払うパターンと、月額に集中するパターンの選び方。長く住む想定ならどちらが合うか、見学のときに具体的な数字で確認しておくと安心です。
入居条件で確認しておきたいこと
施設ごとに、入居できる要介護度の範囲や年齢条件が異なります。「今は自立しているけれど、介護が必要になったら」という段階で探しているなら、受け入れ条件の幅を先に確認しておくと選びやすくなります。
認知症の方の受け入れ可否や、退去になる条件も施設ごとに異なります。入居後に医療的ケアが必要になった場合に対応できるかどうかも、この段階で聞いておきたいところです。
見学で実際の暮らしを確認する流れ
見学は、パンフレットだけでは分からない日常の様子を見る機会です。居室の広さや日当たり、廊下の歩きやすさなど、生活の場として見ていくと、数字では出てこない印象が積み重なります。
立地、費用の目安、介護度の条件を事前に整理しておく。
一施設だけだと比較の基準が作りにくい。二施設以上を見ると違いが分かりやすくなる。
食堂やラウンジでの様子を見ると、日常の雰囲気がイメージしやすい。
その場で全部決めなくていい。気になった点を書き留めておくと次の比較に使いやすい。
見学は一度行けば終わりではなく、時間帯を変えて再訪すると印象が変わることもあります。
家族が面会に来やすいかどうか
面会のしやすさは、入居する本人にとっても家族にとっても大事な条件です。施設が自宅や職場からどれくらいの距離にあるかは、継続して通えるかどうかに直結します。
面会時間に制限があるかどうか、駐車場の台数や使いやすさも実際に確認しておくと、後から「ここ、来にくいな」とならずに済みます。わたしなら、駐車場が分かりにくい施設は最初の候補から一度外して考えます。
伊丹市の公式相談窓口で確認できること
施設選びを一人で進めるのが不安なときは、伊丹市の地域包括支援センターに相談する方法があります。市内に10か所の窓口があり、担当エリアによって連絡先が異なります。
- 基幹型センター:広畑3丁目1(いたみいきいきプラザ2階)
- 電話:072-787-6797(月~金)
- 介護保険課:市役所1階 電話 072-784-8037
施設の空き状況や費用の最新情報は変わることがあるため、各施設と窓口の公式情報で確認することをおすすめします。
よくある失敗と見落としやすい点
実際に探し始めた方から多いのが、「月額だけで比べて、後から介護費が別にかかると知った」というケースです。住宅型の場合は特に、介護保険の自己負担分が月々加わることを最初から計算に入れておくと、費用の見立てがずれにくくなります。
「空きを待つ間に状況が変わった」という声もよく聞きます。気になる施設は早めに問い合わせて状況を聞いておくだけでも、気持ちが楽になります。

空きを待つ間に状況が変わることも、意外と多いんですよね
今週末、一つだけ動いてみるとしたら
最初から施設を絞ろうとすると、情報が多くて動けなくなることがあります。まず「介護付き」と「住宅型」のどちらが今の状況に近いかを家族で話してみるだけでも、次の検索が少し楽になります。
わたしなら、今回紹介した3施設のうち一つだけ公式サイトを開いてみます。費用やアクセスを見ながら、気になる点をメモに一行書いておくだけでも、見学予約の電話がしやすくなる気がしています。
今日か今週末に一つだけ問い合わせてみて、日程だけでも押さえておけると、動き出した実感が持てると思います。焦らず、まず一歩だけ踏み出してみてくださいね。
追記
伊丹駅近隣であれば「オアシス千歳」などもよく耳にしますね、たくさんの選択肢があるので迷いますが、大事な選択ですので、じっくり時間をかけて選ぶと良いと思います。













