急いで調べているのに、どこから見ればいいか分からなくて、ページを開いたまま止まってしまう。葬儀場を探すとき、そういう状態になる方は少なくないと思います。
伊丹市の地域情報メディア『トコトコいたみ』のエリア担当ライター、ケイスケです。普段から駅まわりや幹線道路をよく通るので、会場の立地や移動のしやすさは特に気になるほうです。
この記事では、葬儀場を見るときの基本の流れから、市内3施設の紹介、費用の見方、事前相談で聞いておきたいことまで、順番に整理しました。
葬儀場を探すときの基本の見方
葬儀場を探すとき、最初に気になるのは「場所」と「どんな式ができるか」の2点だと思います。この2点を先に見ておくと、次の確認がずいぶん動きやすくなります。
伊丹市内には、市が運営する伊丹市営斎場のほか、民間の葬祭ホールや家族葬専用ホールがいくつかあります。それぞれで対応できる式の形式や設備が違うので、一か所だけ見て決めるより、二、三か所の情報を並べてから検討するほうが後で迷いにくいです。
伊丹市内の葬儀場・斎場3施設
実際に確認できた伊丹市内の施設を3か所まとめました。立地・設備・対応規模がそれぞれ異なるので、参列者の人数や移動手段に合わせて見てみてください。
- 伊丹市営斎場
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伊丹市船原2丁目4-20。火葬場を併設した公営斎場。告別式のみ対応で通夜は不可。第1式場50名・第2式場30名。駐車場18台。阪急伊丹駅から徒歩約7分。公式サイト:itami-funeralhall.com
- 点鬼堂 中央式場
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伊丹市中央6丁目1-6。阪急伊丹駅徒歩5分・JR伊丹駅徒歩7分。60名規模まで対応。提携コインパーキングあり(遺族向け駐車サービス券対応)。公式サイト:tenkido.net
- 伊丹平安祭典会館
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伊丹市昆陽5丁目140番地。家族葬30名・一般葬100名・大型葬300名まで対応。無料駐車場約45台。安置室・仮眠室・食事室あり。公式サイト:heiansaiten.com/facility/itami/
施設情報や料金は変更されることがあります。利用前は各施設の公式サイトか電話で最新情報を確認してください。
家族葬と一般葬で変わること
家族葬と一般葬のいちばんの違いは、参列する人数の規模です。家族葬は親族を中心に少人数で行う形で、一般葬は会社関係や知人なども含めた広い参列を想定した形です。
どちらを選ぶかによって、必要な式場の広さも変わります。先ほどの3施設のうち、平安祭典会館は家族葬専用ホールを2024年4月にリニューアルしており、少人数から大型葬まで一か所で対応できます。参列者の人数の目安を家族で話し合ってから会場を絞るほうが動きやすいです。
立地と移動のしやすさを確認する
参列者の中に公共交通機関を使う方がいる場合、駅からの距離は先に確認しておく価値があります。点鬼堂の中央式場は阪急・JR両駅から徒歩5分から7分で、駅近という点では選びやすい立地です。
一方、伊丹平安祭典会館は最寄り駅からは距離があり、バスかお車が基本になります。駐車場が約45台あるので、車で来る参列者が多い場合はこちらのほうが動きやすいかもしれません。
わたしなら、式場から火葬場への移動ルートも一緒に確認します。市営斎場は式場と火葬場が同一敷地内なので、移動の負担が少ない。ここは見落としやすい点だと思います。
駐車場で困りやすい点
駐車場の台数と、専用かどうかは早めに確認しておきたいです。市営斎場の駐車場は18台で、葬儀・火葬を行う方専用。近隣の有料駐車場が必要になる場面もあります。
点鬼堂の中央式場は提携コインパーキングが対応で、遺族向けの駐車サービス券があります。平安祭典会館は約45台の無料駐車場を確保しています。参列者の人数と駐車台数のバランスは、公式サイトか直接の問い合わせで必ず確認してください。
事前相談で聞いておきたいこと
事前相談では、費用の全体感よりも先に「どんな式ができるか」を確認するほうが話が整理しやすいです。式の形式が決まると、費用の見方も絞れてくるからです。
- 対応できる式の形式(家族葬・一般葬・一日葬など)
- 通夜ができるかどうか
- 安置と面会の対応(宿泊の可否を含む)
- 火葬場との連携・移動の流れ
- 宗教形式の制限の有無
- 空き状況の確認方法
聞きたいことを紙にメモしてから相談に行くと、その場で慌てにくいです。
費用の見方で迷いやすい点
葬儀の費用は、大きく「式場の使用料」「葬儀社のサービス料」「火葬費用」などに分かれます。これが一括で提示されることもあれば、項目ごとに分かれていることもあります。比較するときは内訳を確認するのが基本です。
伊丹市営斎場の火葬費用は、市民の大人1体につき1万円、市外の方は4万円です。式場使用料は第1式場1万円・第2式場8千円(告別式のみ)。費用の詳細は必ず公式サイトか窓口で最新情報を確認してください。
安置や面会で確認したいこと
安置とは、葬儀が行われるまでの間、故人をお預かりする対応のことです。施設によって、専用の安置設備があるところとそうでないところがあります。
今回紹介した3施設のうち、伊丹市営斎場は安置所がなく、伊丹平安祭典会館は安置室と仮眠施設を備えています。宿泊を希望する場合、この点は早めに確認しておく価値があります。

宿泊できるか、面会の時間帯はどうかは最初に聞いておくと楽です
よくある失敗と気をつけたい点
迷いやすいのが、式の形式を決める前に費用の比較だけ先に進めてしまうケースです。費用は式の形式や参列者の規模で大きく変わるので、順番が逆になると後から見直しが増えます。
また、伊丹市営斎場の式場は告別式のみ対応で、通夜はできません。この点を知らずに日程を考え始めると、後から組み直しが必要になります。わたしもはじめて調べたとき、ここで一度止まりました。
駐車場の台数についても、人数が増えると会場の駐車場だけでは足りないことがあります。近くのコインパーキングの場所も合わせて確認しておくと安心です。
親族に共有しておきたい情報
式場が決まったら、遠方から来る親族に早めに伝えておきたい情報があります。駅からの経路や駐車場の有無は、特に高齢の方や車移動の方に必要な情報です。
スマートフォンで地図を共有しておくと、当日の案内が楽になります。
公共交通機関と車、どちらで来る方がいるかを事前に把握しておきましょう。
通夜・告別式・火葬の時間と場所が一枚にまとまっていると、親族が動きやすいです。
今日、まず一つだけ確認してみる
急いでいるときほど、いろんな情報が一度に目に入って、かえって動けなくなることがあります。まず「市内で通夜ができる会場か、告別式だけの会場か」を一点だけ確認するところから始めると、その後の流れが見えてきます。
この記事で紹介した3施設は、それぞれ公式サイトで基本情報を確認できます。今日の夜、少し落ち着いた時間にメモ一枚書いてみるだけで、次に聞くことが整ってくる気がしています。
こういう場面で、ここで調べたことが少しでも役に立てたらうれしいです。ぜひ、まず一施設だけ公式サイトを開いてみてくださいね。












